ガラリアさん、仲居さんのバイト中! あっちゃん作

ガラリアさんは仲居さん!あっちゃん作

絵と、お話しの原案・あっちゃん作 文・ガラマニ

今を去ること、23年前…1983年のある日…相模湾を航行中の漁船が、波間に漂う、ピンク色の漂流物を発見した。「遭難船の破片だろうか。それにしても派手な色の船だな?」漁船に乗っていた若い漁師の男が、近付いて見ると、ピンク色の機体…バストールカラーの装甲の上に…女が一人、横たわっているではないか。漁師の男は、その女を助けあげ、漁港に連れ帰った。女は、意識は取り戻したが、漂流する以前の記憶を失っていた。奇妙なよろいを脱いだ、水色の髪の女に、心を奪われた漁師は、彼女を、自分の家に住まわせ、熱心に看護した。

翌年の1月、名古屋テレビをキー局に放送されていたアニメ「聖戦士ダンバイン」が最終回をむかえると同時に、女は、突如として自分の記憶を取り戻した。漁師の彼と二人で、コタツでみかん食べながら、テレビを見ていて、突然、思い出したのだ。あぁそうか、私は、アの国の戦士、ガラリア・ニャムヒーだったのだぁーと。

だがしかし、本放送は終わったことだし、他のみんなは死んだか、バイストン・ウェルに帰ったか、よーわからんし、まーとにかくガラリアは、自分に優しくしてくれる、漁師の男と結婚する気持ちになっていた。つーか、記憶を失ってる間に、既に、できていた。このとき、ガラリア21歳。夫は、彼女より6歳年上の、筆者の好みの年齢差の、27歳であった。

かの日より毎日を経て、今日。2006年9月吉日。相模湾を臨む、とある漁村の旅館で、仲居のアルバイトをするガラリア・ニャムヒーの姿があった。44歳になった彼女は、白き素肌を、バストールカラー(偶然)の着物に包みこむ。パタパタ廊下を走るそのつま先は、白き足袋。旅は道連れ、世は情け。熟女の匂いたつような色気が、人絹(じんけん)のたもとから、ちらちらと、垣間見える。帯に締められた女体は、たんわりと丸みを持つ。生地の香りとあいまって、襟足から毛根から、どうしようもなく、色香がはなたれる。そんな女盛りにある、ガラリアの美よ。ちなみに彼女は、「帰化したロシア人女性」として、漁村のおなじみ外人妻と相成っていた。ロシアじん設定も、もろ筆者の好みだ。

そんなガラリアは、繁盛期になると、近所の料理旅館で働き、我が子の学資を稼ぐのだった。なにしろ彼女は、21歳で結婚して以降、あっちゃんの絵に描かれた、左側の末っ子と、右側の五女含め、計10人の子宝に恵まれていたのだ。東京の大学に通っている長女を頭に、10人である。まだ手のかかる年齢の五女は、ガラリアの裾にまとわりつき、

五「ねーねーお母さん!ダンバインの新しいDVD買ってよー。」

ガ「びでおならば、べーたのが、うちにあるだろう、五女!旅館には来るなと申し付けたであろう。ここは仕事場なのだ。うちに帰るのだ。母はいま、忙しいのだ。」

五「ううん、ちがうもーん、うちのビデオ、18話までしかないもーん。最終回まで入ってるDVDほしーい。」

ガ「ダンバインは、18話まであればよいのだ!」

末「ばぶー。」

ガ「五女!末子を連れて、行くのだ。仕事の邪魔をしてはならぬ。」

末「はんぎゃー。」

ガ「うむ、末子は、お乳であるな。まったく!この忙しいのに、我がダンナはどこに行ったのだ。また、あそこか。茅ヶ崎スターバックスか。よく飽きもせず、豆乳ラテばかり飲むものだ。」

客「ガラ子さぁーん、お銚子ないよー!」

ガ「えぇい、いま行く!」

…と、いうよぉな脳内設定を書き続けたらキリがない、ガラマニです。この絵は、絵にあるガラリアのように、お子様に囲まれ暮らしておられるお父様である、あっちゃんが描いて下さいました。家庭人である彼でなければ、こうした「幸福」の像を、ガラリアとしては、描かなかっただろうと、俺は、感慨深く、感じました。

俺は、ガラリアさんには、幸せになってほしかったのです。彼女にとっての幸せとは、なにか…それは、あっちゃんが描かれた、この像が如き、母性に満ちた生活のことです。パタパタ働くお母さんに、無邪気にすがる、女の子。あどけなく見上げる、赤ちゃん。そして、艶っぽく振り向く、お母さん。その人は、ガラリアさん。俺の、大好きな、あのひとだ!

俺の理想のガラリア像。その典型の一つを、筆の惑うことなく、描いて下さった、あっちゃんに、御礼申し上げます。素朴な、純粋な、世界観。明るい陽の元に咲く、女性観。ラファエルロの目指すものと同じう、聖母子像。こんなガラリアさんをこそ、2006年の俺は、見たかったのですよ!

しかしぃ、熟女のガラリアさんの…色っぽいことと言ったら!あっちゃんのもろ好みが、あ、いやいや、同年代女性への観察眼が、如実に反映されてますね。藤色のアイシャドー、半開きの口もと、ぽってりふくらんだ目の下。子供を産んだ体にしかない、女臭さ。触らなば落ちんの風情かな。五女が触っている、お母さんのお尻の、ふくらみ。五女の幼さと、母親の色気の絶妙なコンビネーション。さらに、乳飲み子の「ちゅぱちゅぱぁー」なおくちが求めるものは、ママの柔らかな巨乳の「ちゅぱちゅぱぁー」なのであり…あぁ、止まらん。この母子像にこめられた、作者・あっちゃんの懐の深いこと、芸の細やかなこと。何より、優しさに。感嘆すること、しきりです。

初掲載日 06/9/17 禁無断転載

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